ドイツのミュンヘンはビール好きなら誰もが世界のビールの本拠地として認知している場所だろう。ただ、この町自体の魅力については知らないという方もいるかもしれない。(基本的に)心地よい気候、美味しい料理、そして豊富なアクティビティと観光スポットがあり、ビール旅行に必要な全てが揃っている。日本からも乗り継ぎなしで行きやすく、そのほかの小さな町や都市の多くにも近いため、旅の拠点としてもぴったりだ。
序章
ミュンヘンは12世紀には都市としての地位を確立していたが、重要性を増し始めたのは1506年にバイエルン州の州都になってからである。1806年にバイエルン王国が成立すると、ミュンヘンは黄金期を迎え、国王たちは多くの壮大な建築プロジェクトに取りかかった。この時代は第一次世界大戦の始まりと共に事実上終わりを迎え、ドイツの敗戦後、生活はさらに困難なものとなった。その後、ミュンヘンは1920年〜1930年代にかけてナチス政権の拠点となった。第二次世界大戦中には爆撃によって大きな被害を受けたが、終戦後、少しずつ復興した。現在、ミュンヘンの人口は約150万人で、首都圏全体では約620万人に達する。そのうち約30%がドイツ国外出身者であり、多文化的な雰囲気に包まれている。
ミュンヘンの中心は旧市街にあるマリエン広場で、周辺には素晴らしい建築物が立ち並んでいる。旧市庁舎と新市庁舎は必見であり、このエリアにある見事な教会郡も見逃せない。なかでも最も有名なのはフラウエン教会で、15世紀に建設以来、街の象徴的存在となっている。他には、聖ミカエル教会、テアティーナ教会、アザム教会も訪れる価値がある。旧市街を歩けば、ホフブロイハウスにも立ち寄りたくなるだろう。1589年創業のこのビアホールは、おそらくドイツで最も有名である。ただし、混雑や急かされるような接客サービスにはがっかりしないように心構えをしておこう。
博物館
ミュンヘンは博物館の豊富さにおいて、世界のどの都市にも引けを取らない。最も有名なのは、旧市街にあるミュンヘン・レジデンツで、かつては王宮であった建物群だ。レジデンツ博物館は国内でも最も人気のある観光名所の一つで、豪華な内装や、家具、陶器、宝石、時計、硬貨など、国王や王妃が集めたがるようなあらゆる収集品が展示されていることで知られている。見どころ満載のため、訪れる際は早めに到着しゆっくり見学することをおすすめする。
近くには、芸術地区のクンスタリアルがあり、ミュンヘンの3つのピナコテーク(美術館)が集結している。アルテ・ピナコテークには14世紀から18世紀の美術作品が収蔵されており、世界有数のルーベンスのコレクションや、レオナルド・ダ・ヴィンチの『カーネーションの聖母』も展示されている。また、デューラーの自画像も見逃せない名作である。個人的に気に入っている作品は、マックス・リーバーマンの『ミュンヘンのビアガーデン』(1884)だ。老若男女が晴れた夏の日の午後、ビアガーデンで濃厚な黒ビールを片手に、会話やゲーム、音楽を楽しむ様子が描かれている。絵画の中央には、母親が愛情深く自身のビールを4歳ほどの娘に分け与えている姿が見てとれる。ノイエ・ピナコテークでは印象派の作品が数多く収蔵されており、著名な作品が揃っている。一方、ピナコテーク・デア・モデルネは複数の小規模な美術館の集合体で、現代美術を中心に展示している。
ミュンヘンの博物館リストはまだまだ続く。ケーニヒス広場にあるグリュプトテークは古典古代彫刻専門の美術館で、ここではバイエルン国王が収集した古代ギリシャやローマの芸術品を中心としたバイエルン州立古代美術コレクションが展示されている。また、バイエルン国立博物館はバイエルンの歴史に焦点を当てている。ドイツ博物館は、科学とテクノロジーを専門とした国内最古の博物館で、世界的にも人気が高い。その他にも、五大陸博物館(世界中の芸術を展示)、州立エジプト美術収集館、州立古生物博物館、州立地質学博物館、そしてミュンヘン動物学収集博物館がある。博物館を訪れる時間とビールを楽しむ時間をいかに両立させるかが課題となるだろう。
公園・庭園
ミュンヘンは公園や庭園にあふれた町だ。博物館や市街地が混雑しているなら、中心街の北東部にあるヨーロッパ最大規模の公園、エングリッシャーガルテンへ向かおう。もともとはバイエルンの統治者たちのための狩猟場として使われていたが、1789年に一般公開され、当時ヨーロッパ中で流行していたイギリス風景式の公園として整備された。公園内には川、森林、草原が広がり、都会の喧騒を離れて新鮮な空気を満喫できる場所となっている。日本庭園や茶室、中国の仏塔、サーフィンが楽しめる人口河川も備わっている。もちろん、公園内には複数のビアガーデンもある。
芸術的な庭園を楽しみたいのであれば、ミュンヘン西部に位置するニンフェンブルク宮殿を訪れるべきだ。この宮殿はバイエルンを統治していた家族の避暑地として17世紀から18世紀にかけて建設された。200ヘクタールに及ぶ庭園は、1671年にイタリアのルネサンス様式で設計されたが、その後イギリス式に改装されながらも、当初の要素が多く残されている。庭園内には、西側にある精巧につくられた滝から始まる運河が宮殿に向かって長く続いており、宮殿の背後にはバロック式の庭園が広がっている。さらに、庭園内には複数の小宮殿が点在しており、これらに入場できるチケットはぜひ購入すべきだ。ニンフェンブルクからは、路面電車で15分ほどの距離にあるヒルシュガルデンに行き、ミュンヘン最大のビアガーデンで昼食をとるのもおすすめである。
湖
ミュンヘンの南には、電車で簡単にアクセスできる日帰り旅行に最適な透明度の高いアルプスの湖が複数ある。その中でも特に興味深いのは、キーム湖だろう。美しい湖とアルプスの景色を楽しめる場所で、ミュンヘンから電車で1時間ほどで訪れることができる。湖畔には遊泳スポットやレンタルボート、遊歩道があり、もちろんさまざまなレストランやビアガーデンもある。また、湖ではフェリーが運航しており、最も人気のある目的地はヘレンインゼル(男島)とフラウエンインゼル(女島)の二つである。ヘレンインゼルには、バイエルン国王ルートヴィヒ2世がヴェルサイユ宮殿を再現しようとしたヘレンキームゼー城がある。風変わりなルートヴィヒ2世は、白鳥城とも呼ばれるノイシュヴァンシュタイン城でよく知られているが、彼は他にもいくつかの城を建てた。ヘレンキームゼー城はフランス国王ルイ14世へのオマージュとして建てられたものであり、精巧な噴水とプリーンの中心街を望む壮大な運河を備えた、太陽王で知られるルイ14世の宮殿の複製を目指した。しかし、ルートヴィヒ2世の死によって未完成のまま残されている。島内にはビアガーデンもあるのは言うまでもない。プリーンの街でミュンヘン行きの帰りの電車を待つ間は、ヴィーニンガー醸造所を訪れ、地元の美味しいビールと、伝統的なバイエルン料理を楽しむのも良い。

ミュンヘンでの最高のビール体験
ミュンヘンのビールやビール体験はどこへ行っても同じというわけではない。そこで、ミュンヘンでの滞在時間を有効に使うためのポイントを紹介しよう。もちろん、新鮮な地元のビールが飲めるバーやレストランは無数にあるが、その多くは特定の地元のブルワリーと提携しており、そこでつくられるビールのみを提供していることが一般的だ。通常、タップで提供されるのは2〜3種類、ボトルではさらに数種類が用意されている。主なスタイルは、ヘレス、デュンケル、ヴァイツェンの3つである。ヘレスは淡い色のラガーで、濃厚なパンのような風味のモルトと微かなホップの味わいがある。デュンケルはナッツやキャラメルを思わせるモルトを使用したダークラガーだ。ヴァイツェンは小麦を使用したビールで、クローブ、バナナ、柑橘系のフルーツの香りが酵母によって醸し出されている。多くのブルワリーでは、ヘレスよりドライでホップ感の強いピルスナーも製造しているが、ボトルのみの提供がほとんどである。特定の時期には、ヘレスのアルコール度数の強化版であるフェストビア(アルコール度数6%程度)や、薄色または濃色のボックビア(アルコール度数は通常6〜8%)も見かけるだろう。世界中のクラフトビールブルワリーとは異なり、バイエルンの多くのブルワリーは今もなお、季節ごとの醸造スケジュールに沿っているため、期間外にこれらのビールを見つけるのは難しい。
ミュンヘンで最高のビールを求めるなら、「Bayerische Anstich」(バイエルン流のビールを注ぐ方法)が重要になる。これは、炭酸ガスを用いず、重力を利用して樽から直接ビールを注ぐ方法で、何世紀にもわたりビールを提供する唯一の手段として用いられていた。この方法でビールを注ぐと、炭酸が柔らかく控えめになるため、飲んだあとの満腹感が少なくなり、美味しいヘレスの繊細な風味が際立つ。グラビティ(重力)式で注がれるビールは、特定のバーやビアガーデンで見つけることができるが、限られた量の樽が一日の決まった時間にだけ提供されている場合が多い。
ミュンヘンでの滞在時間が限られている場合に備え、以下にユニークで楽しく、高品質なビールが飲める場所をいくつか提案する。ミュンヘンのビールシーンを満遍なく体験してもらうために、ビアガーデン、ブルワリーのタップルーム、ビアレストラン、ビアバー、そしてミュンヘン郊外のブルワリーの5つカテゴリーに分けて紹介したいと思う。

ビアガーデン
ビール愛飲家にとってビアガーデンはミュンヘンにおける楽園だろう。もし一つだけ選ぶとしたら、世界最大のビアガーデンと称されるケーニヒリッヒャー・ヒルシュガルテンをおすすめする。一年中営業しているが、特に夏の夕方や週末が賑わっている。このビアガーデンの魅力は、提供されるビールの種類が豊富である点だ。多くのビアガーデンが1つのブルワリーのビールしか提供しない中、ヒルシュガルデンでは3つのブルワリーのビールが楽しめる。アウグスティナーのラガービアヘルは木樽から注がれ、テーゲルンゼーによる素晴らしいシュペツィアルも飲むことができる。さらに、バイエルン王家の王子が所有するカルテンベルク醸造所からは、ケーニヒ・ルードヴィヒ・ドゥンケルや、ウィート(小麦)ビールのプリンツレゲント・ルイトポルトが提供されている。
食事は、フォーマルなレストランでも、庭園内のさまざまな屋台でも楽しむことができる。伝統的なバイエルン流の習慣に従い、ビアガーデンへの食べ物の持ち込むことも可能だが、グリルチキン、ローストしたトラウト(サケ科の淡水魚)、ビールで煮込んだポークナックル(豚のすね部分の骨付き肉)といった定番メニューが揃っているので、それを堪能するのもいいだろう。
その他の選択肢としては、同じく年中無休のアウグスティーナ・ケラーがある。ここでは、木樽から注がれるエーデルシュトフを楽しむことができる。
ブルワリータップルーム
ミュンヘンのビール愛好家のほぼ全員が、アウグスティナーブロイが最も優れたブルワリーだと認めるだろう。ミュンヘンの伝統あるブルワリーの中で、唯一独立経営を続けているのがアウグスティナーブロイだ。多国籍企業や国営の競合他社と比べ、クラフトマンシップの精神が強い。そんな彼らのビールの味を確かめたいなら、ミュンヘン中央駅から徒歩圏内で醸造所に隣接しているアウグスティナー・ブロイシュトゥーベンを訪れてみてほしい。ここでは、彼らがつくるすべてのビールが提供されており、夜と週末にはオーク樽から注がれるラガービアを味わうことができる。店内は年季が入った木製パネルの内装で施され、日々訪れる地元住民によって活気に満ちている。ラガーとエーデルシュトフを頼み、どちらが好みか飲み比べると良いだろう。違いは少ないが、後者の方がアルコールとホップ感がやや強い。どちらも素晴らしいビールである。
その他の選択肢としては、ギージンガーがある。他と比べると規模はかなり小さいが、まるでクラフトビールブルワリーのような雰囲気が特徴的だ。ビールのラインナップは、この地域の一般的なブルワリーよりも幅広く、通年提供されるボックビールの種類が豊富で、ドイツらしくないエールも含まれる。ギージンガー・ブロイシュトゥーベルは、これらのビールを楽しむのに最適な場所である。
ビアレストラン
シュナイダー・ヴァイセス・ブロイハウスは、ウィートビールを専門とする醸造所の直営店として機能していたが、その醸造所が第二次世界大戦で被災しまった。その後、醸造はケルハイムにある大きな施設に移されたが、タップルームは今もミュンヘンの人気スポットとして残っている。ヴィクトアリエンマルクト(旧市街の市場)の隣に位置するこのビアレストランは、内臓などの価値が低いとされる部位を使ったクローンフライシュと呼ばれるバイエルン州の伝統的な肉料理を提供している。他にも、さまざまな種類のソーセージ、シュニッツェル、ポークナックル、子豚のロースト、仔牛の肺、仔牛の膵臓と脾臓のソーセージといった挑戦的な料理も味わえる。これらの料理と、シュナイダーの素晴らしいウィートビールとの相性は抜群だ。また、このビアレストランはバイエルンの伝統的な朝食を食べるのにも最適な場所だ。ヴァイスヴルスト(白いソーセージ)2本、プレッツェル、そしてシュナイダー・ヴァイセのパイントの組み合わせは、人生で一度は試してみる価値がある。ここに来たら、タップで提供されるアヴェンティヌス・ヴァイツェン・ボックも必ず頼んでほしい。このビールは、世界最高のヴァイツェン・ボックとして知られており、タップで飲めるのは非常に貴重な機会である。
その他の選択肢としては、ホーフブロイハウスの真向かいに位置するアインガー・アム・プラツルがある。ここでは、アインガーの豊富なビールのラインナップがタップで楽しめるほか、高品質で伝統的なバイエルン料理も提供されている。夜間は、木樽から注がれるヤーフンデルト・エクスポートを飲むことができる。
クラフトビールバー
ミュンヘンは間違いなくバイエルン南部のビール文化の中心だが、ビール愛飲家たちは、バイエルンの北に位置する、かつては独立した州であった(現在はバイエルン州の一部となった)フランケン地方のビールとの間に一種のライバル関係があることを知っているだろう。おそらく読者のみなさんの多くは、バンベルクの有名なスモークビールのシェルンケルラを飲んだことがあると思うが、フランケン地方のビールはそれだけではない。バンベルク周辺には、200ヶ所を超える伝統的なブルワリーがあり、その多くがケラービールを専門としている。ケラービールは数ヶ月間熟成された無濾過ラガーで、夏のビアガーデンで提供されることを目的としている。このビールは、金色からアンバー(琥珀)、さらにはブラウンとさまざまな色合いがあり、ミュンヘンのビールと比べてホップと酵母の風味が強く、よりドライな特徴を持っている。ミュンヘンのヘレスやデュンケルの繊細で控えめな味わいに対し、フランケンのビールはより強烈な感覚的体験を提供してくれる。
少し前までは、ミュンヘンでフランケン地方のケラービールを見つけるのは非常に難しかった。しかし、2020年にレゴール・フレデリクソンがホップドッグをオープンしたことで、その状況は一変した。彼は毎月ハンベルク周辺を訪れ、フランケンの伝統的なビールの中でも最高のものをバンに積んで持ち帰っている。ミュンヘンのビールを堪能したあとは、彼の店に立ち寄り、フランケンの素晴らしい伝統的なビールを試してほしい。ハンベルクまで足を運ぶ時間がない人にとっては、貴重な体験となるだろう。
その他の選択肢としては、ホップドッグのすぐ近くに位置するビアキステ・ミュンヘンがある。地元のクラフトビール数種類をタップで提供しているほか、テイクアウトまたは店内で飲めるボトルビールの種類も豊富だ。また、タップハウス・ミュンヘンはカンバ・ババリアのビールを扱う地元の直販店で、42あるタップからさまざまなビールを選ぶことが可能だ。

郊外の醸造所訪問
ミュンヘン郊外には素晴らしいブルワリーが数多く存在しているが、やはりヴァイエンシュテファンをおすすめしたい。ミュンヘン北部のフライジングという町に位置する世界最古のこのブルワリーは、町を見下ろせる大きな丘の上に建っている。夏にはビアガーデンが営業し、一年中利用できるレストランも併設されている。また、ブルワリーでは見学ツアーも実施されている。彼らのビールの多くはタップで楽しめ、フードメニューも豊富だ。フライジングの町を訪れた際は、フライジング大聖堂も立ち寄るべきだ。12世紀に建設されたロマネスク様式のこの大聖堂は、町の中心部の別の丘の上にそびえている。近くにあるフーバー・ヴァイセス・ブロイハウスでは、素晴らしいヴァイツェンとケラービールを飲むことができる。フライジングはミュンヘン空港からバスで10分ほどの距離にあるため、夜に到着した際の宿泊地として最適であり、2つのブルワリーを訪れる絶好の機会にもなるだろう。
その他の選択肢としては、ミュンヘンの中心地から南東に位置するアイング醸造所がある。ここは豊富な種類のビールを楽しめる筆者のお気に入りのブルワリーの一つだ。また、アンデックス修道院醸造所もおすすめだ。修道院は丘の上にあり、市街地から短時間の電車移動でアクセスできる。眺めも素晴らしく、ビールも同様に優れている。
ヴィーゼン(オクトーバーフェスト)
ミュンヘンのビールを語るうえで欠かせないのがオクトーバーフェストだ(訳注:ミュンヘンでは、オクトーバーフェストのことをドイツ語で緑地を意味するヴィーゼンと呼ぶ)。毎年16日間にわたって開催され、10月の最初の日曜日が最終日である。多くのビール愛好家にとって、間違いなく人生で一度は訪れたい場所の一つだろう。この期間中は、ミュンヘン全体が人であふれかえるため、オクトーバーフェストに必ず参加したいと考えている人は、早めに予約を取っておこう。
ビールに関して言うと、実はオクトーバーフェストにはがっかりさせられてしまうかもしれない。各テントで提供されるのは、それぞれの醸造所からフェストビアの1種類だけである。観光客の多くは、さまざまな種類の美味しいビールを飲むためではなく、その場の雰囲気を味わい、話のネタにするためにオクトーバーフェストを訪れるのが一般的だ。しかし、そのような場でフェストビアを唯一木樽から提供しているアウグスティナーは特別な存在である。一度訪れれば十分かもしれないが、その体験は素晴らしい思い出になることは間違いない。
旅行のお助け情報
ここまでの記事を読み、もしミュンヘンを訪れることを決めたなら、以下の情報を参考にしてほしい。
2025年はドイチュラント・チケットが1ヶ月あたり58ユーロで購入可能だ。このチケットは、ドイツ全土の特急以外の普通列車、地下鉄、バスの公共交通機関が1ヶ月乗り放題になる定期券で、市外も訪れたいと考えているならば必須アイテムとなるだろう。空港からの往復と、一週間分の市内移動だけで十分もとが取れる。ただし、購入には少し注意が必要で、オンラインでのみ購入可能であるため、事前にリサーチしておこう。
ミュンヘン空港はルフトハンザドイツ航空の主要なハブ空港で、羽田空港と関西空港のどちらからも直行便が運航している。ミュンヘン空港内にはエアブロイという名のビアレストランが併設したブルワリーもあるので、待ちきれない方はここで一杯飲もう。
もしも、さまざまな博物館や宮殿を見学する予定があるならば、ミュンヘンカードやミュンヘンシティパスを利用しても良いかもしれない。
ドイツビールを愛してやまないならば、ぜひバンベルクも訪れてほしい。ICE(高速列車)を利用すれば、2時間以内で到着できる。


