日本は、世界のビール大会においてこれまでも優れた成績を収めてきた。特にワールド・ビア・アワードではその傾向が顕著に現れるようで、2007年から数々の賞を獲得している。日本の消費者の多くが、受賞したビールのラベルやSNSでの投稿、マーケティング資料などに誇らしげに飾られた受賞シールを見たことがあるだろう。今年の大会もエントリー受付中で、私たちとしてもぜひ多くのブルワリーに挑戦してもらいたいと思っている。それが何故か知りたい方はこのまま読み進めてほしい。
本大会は、厳しい基準のもとで行われるブラインドテイスティング形式の大会だ。最初のラウンド(各国ごとに行われる)では、審査員が10のカテゴリーそれぞれにおいて、日本のベストビールを選定する。カテゴリーには「ダークビール」「IPA」「ラガー」「スペシャルティビール」などがあり、それぞれさらに細かいスタイルに分かれている。IPAなら、インペリアル/ダブルIPA、セッションIPA、アメリカンスタイル、イングリッシュスタイルなどが含まれる。各スタイルで金・銀・銅のメダルが授与され、そこから各国のスタイル別の受賞者たちが「世界一のスタイル」の座をかけて戦う。そして最後は、各カテゴリーのスタイルチャンピオンたちが集まり、「ワールド・ベスト」の称号をかけた、白熱の最終決戦が待っているのだ。
もちろん、審査は世界各国から集まった審査員によって行われる。受賞者はその実力をきちんと評価され、公式サイト(www.worldbeerawards.com)で紹介されたり、ビールやマーケティング資料などに受賞シールを使うことができる。その受賞シール用のデザインやプロモーション素材も、WBAが各ブルワリー向けにカスタマイズして提供してくれる。ちなみに本大会で10年以上にわたって安定して好成績を収めている全国的に有名なブルワリーには、箕面ビールやスワンレイクビールがいるが、近年はそれ以外にも多くのブルワリーがその頭角を現している。
エントリー書類の提出締切は5月26日で、ビールの発送締切は6月9日だ。そして、受賞者の発表は2025年8月を予定している。質問や興味のあるブルワーやブルワリーの方は、日本国内でのサポート窓口として「ウイスキーマガジンジャパン」が対応しているので、気軽にこちらまで連絡しよう:info@whiskymag.jp 基本情報(英語)についてはwww.worldbeerawards.com へアクセスを。そして去年の大会に関する情報(日本語)はこちらへ:https://whiskymag.jp/wba2025/
日本のブルワーの皆さんの検討を祈る!
Hideki Iwata of Daisen-G beer, a frequent winner of WBA


